全記事 教育・受験

使える武器は多いほどいい。小学生に方程式を教えたらダメだとか、高校数学を教えたらダメだとか誰が決めたん?(カエル先生)

更新日:

弊社にて一昨年から取り組み始めた小学生の算数日曜授業。

2年連続で、指導した生徒さんは全員偏差値65(算数)を越え、今年度は開成中学校への合格がでました。

そこで算数ベーシックというカエル先生作成のプリントを使用しています。

※弊社:学志館では校舎のある大阪府で最も受験人数が多い五ツ木・駸々堂模試の偏差値を使用しております。

 

 

「一番最速で、最適解を教えたい」

カエル先生は常々そうおっしゃられていて、

「小学生で方程式を教えたら、計算はできても式自体が立てられなんじゃないですか?」

「小学生に高校数学を教えても理解できないんじゃないですか?」

など、文系人間の僕が言う心配事に対しては、

「指導者がちゃんと子供の様子を見て順序だてて教えたら、人によって時間は違うけどできるようになるよ。だって、最も簡単で洗練されているから、中学校で方程式を学ぶわけだし、高校でももちろん使用する。小学生ができないなんて誰が決めたん?中学入試を長年指導してきた僕からみると、方程式や中学や高校で学ぶ公式を利用すればもっと簡単に一発で解にたどりつけるものを、特殊な小学生用の教え方をするしかないように持っていって、中学受験専門の塾でないと教えられないと言っているようなものだよ。こうでないとダメとか、こうあるべきとか関係ないんじゃないかな?最も速くて、ミスが起きにくい最適解、最速解を指導してあげるべきだよ。それが従来の面積図や線分図であればそれで教えるし、方程式の方が速ければそれで教えてあげるべきだよ。家でお父さん、お母さんとかでも教えてあげることが可能になるからね」

 

最初は苦戦していますが、(中学・高校で使用する公式も駆使して)解き方をマスターしていきます。

 

「じゃあ、その問題だけが解けるようになるだけで、少しでも別の問われ方したら解けないんじゃないですか?」

「そう言われると思って、同じような問題だけど、少し問われ方が違ったり、数字が違う問題を全7パターン用意してあるよ。パターンごとに、あれ?なんかさっきと違う。でも、同じ公式や考え方の延長線上にある問題に挑戦することで単なる公式や解き方の暗記ではなく、思考力を必要とするように作られているよ」

 

そうなんです。

同じ問題だと、答えを覚えてしまいます。本質的な解き方うんぬんよりも、答えを覚えてしまい、本人に悪気がなくても「解けてしまう」=でも実は少し変形されると解けないという事に気づきません。

同じような問題なんだけど、少し違う問題を解き、本質的に解けるトレーニングをすることができる教材が必要なんです。

 

一方市販されているテキストの大半は、「基礎レベル~応用・最難関」まで、まんべんなく問題が出ている代わりに、各レベルの問題が数問しか出ていないためトレーニング不足で、変形型の問題が出ると解けません。

 

そんな、最速・最適解の解説のついた「算数ベーシック」。→中受ゼミG算数ベーシックはこちら

「えっと。。。カエル先生?偏差値60や65以上になるのがこのテキストですよね?」

「そうだよ。偏差値65程度までがベーシック。その上が標準、更にその上の発展版まであるよ。今年度の子たちもそうだったけど偏差値70程度あって、標準問題をさせてみたけど、最初は100点満点中20点程度で全く歯が立たなかったね。それはすなわち偏差値70前後の学校を受験しようと思ったら、小5か小6の前半ぐらいまでにはベーシックは終わっていないといけないっていうこと」

「じゃあ、各都道府県No.1の私立中学校を受験させようと思ったら。。。。」

「そうやね。発展版で70点や80点ぐらい取れる力がないと難しいだろうね」

 

 

上には上がいる。。。。

そしてカエル先生はよく言います。

「僕もね、思考力を要する問題に挑戦してもらいたいと思っとるんよ。でもね、そのためにはそもそも、僕がつくったベーシック・標準・発展で出てくる解き方ぐらいは、スラリとできていないといけないわけ。そうした公式や解き方レベルは使える武器として持っておいた上で、そのレベルの問題(変型版)が出た時に、あ!この解き方と、あの解き方を合わせて使って、こう解けるかも。。。とか思考力が必要なわけ。その前段階で考えるとか言ってても時間がかかりすぎて、そんなレベルには到達できないよ。」

 

村山はよく、「理解は速い方が良い」と言います。

ちまたでは、「考える事・思考力」が叫ばれていますが、それは偏差値で言えば60程度から、そうした問題が出てきて、65以上になると格段増えます(見たことがないような問題)。

そうした思考力を要する問題と戦うためにも、偏差値60程度までの問題は、解き方の武器を速く手に入れた方が良いと僕は思っています。

(カエル先生は、「そのレベル(偏差値60未満程度まで)の問題の解き方は九九と同じよ。九九の理屈を考えたり、九九を考えて解いたりしないでしょ?そのレベルの武器を手に入れた上で思考力を要する問題と戦わないとダメなんじゃないかな」と言います)

そしてベーシックの解説を見たらわかりますが、文系の僕だと、それでも理解に苦しむ技がオンパレードです。

 

一応高2までは数学やった大人なんだけどな。。。。。

 

文系ですが、大人が読んでも理解が難しい問題の解き方を、小学生が解けようはずもありません。だからこそ、子供に「考えろ」では一歩も前に進めず無駄な時間だけが過ぎます。

(心配しないでくださいね。理系の保護者ならば理解できる解説です。そして今は、文系の人でも理解できる詳細解説にバージョンアップしています)

時間がたっぷりあるのならば、いいんです。いくらでも考えましょう。

しかし、一から火のおこし方を発見するのに物凄い時間がかかるように、解き方を知っていたら、一発で解ける問題を、一から自分で公式の発見を行うのは無理。。。いやものすごく時間がかかります。

 

「理解は速い方が良い」

それは、「わかるとできる」は違うと言われるように、できるようにするには理解にかかった時間の10倍は必要(カエル先生)だからです。

できるようにするのに時間がかなりかかる(ベーシックでは7パターン)のに、最初の理解の段階で30分も1時間もかけてたら時間がいくらっても足りへんやん。。。。ということです。

そんな驚異のプリント学習は、ご家庭でも購入、学習が可能です。(問題が全問閲覧可能なので、レベルを見てみてくださいね)→中受ゼミG算数ベーシックはこちら

 

-全記事, 教育・受験

Copyright© 学びの総合情報サイト:まなびぃランド(ManabeeLand) , 2024 All Rights Reserved.