(賢い、先生になるような人が10時間かけて研究に研究を重ねて見つけ出した、最もスマートで効率的な解き方があるとするやろ?それを教えてもろたら、10時間の労力をすっ飛ばして1時間で解けるようになる。楽できる=効率化って思うとるやろ?でもな、勉強が苦手な子は、賢い人が10時間かかったんやったら、その10倍の100時間ぐらいかけへんと、できるようにはならへんで)
カエル先生のお言葉でした。
今日のカエル先生は、映像授業の研究をしている中で、美しく色分けされた線で書かれた図形、最初から図が書いてあったり、途中の計算は省いて、最短距離での効率的な解き方指導をするyoutube動画に対するお言葉でした。
(Youtubeやったっけ?こんな、誰からも文句を言われへんように、完璧で、最短距離で、無駄がなくて、美しい解き方を何時間もかけて研究して授業しとるんやろうな。。。。でもな、それは、そんなもんを見んでもいいような賢い人が、こっちの方がより効率的だとか、この方が良い解き方!言うて競い合っているようなもんで、本当に勉強が苦手な子からしたら、いっこも力がつかない勉強法やで。勉強が苦手な子は、失敗も含めて自分で解いてみな。)
なので、村山の塾、学志館のYoutube映像講座は、「君が解けるようになる手順を、一緒に今解いていこうか」というような映像授業になっています。
(こんな計算ミスが発生するで。図を書いていたら、こんな風に歪んできたらダメになるでなど、子供が解いた時に陥りやすいミスを含めて一緒にやっていくんよ)
そうすることで、(他のYoutube解説動画のような)きれいな解き方テレビを見て、できた気になって学習を終えてしまうのではなく、
あーだ、こーだ言いながら失敗して、書き直して、何度も挑戦しているうちに、できるようになる。そんな映像授業動画を目指しています。
なので、時間がかかるけど、本当の力がつく、「急いては事を仕損じる。急がば回れ学習法」です。
↑村山は、できない子大好きです。勉強苦手って思っているけど、できる様になりたいって思っている子を全力で応援します。なので、カエル先生の言葉がしっくりきます。
(本当の力をつけたいんやったら、自分で何度も図を書いてみて書けるようにならなあかんわな)
(立体の問題で、問題の意図している図形が書けなかったり、間違ってたりしたら、そりゃあ、もうだめだよ)
僕もよく「簡単に手にはいる物は、簡単に失う」という言葉を子供達に話しますが、
簡単にできた!というものや、思えるものは、「誰にとっても簡単=みんなできるようになるので意味が薄い」事だと思っています。
本物の学力を手に入れるために、もちろん効率化は必要です。
漢字を覚えているのに、形だけ「先生から言われたから100回書かされた」なんて最悪ですが、効率化の名のもとに、楽をしようとしてはだめですね。
本当に、自分の力だけで解けるようになるために「どうすべきなのか?」で判断すべきです。一緒に、解いていきましょう。頑張りましょうね。
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