(なあ、自分さぁ、俯瞰=ふかんするっていう意味わかってる?)
「はい。上から見るっていうか、全体像をつかもうとする見方ですよね。僕も、カエル先生に相談する前に、必ず、”自分にできる最大限の事を速く正確に行ったか”その上で”自分で判断できない事、できない事が出た場合は即相談”するようにしています」
(そうやな、自分だいぶできるようになってきたけど、塾の子供達はまだまだやな。できもせーへん難しい問題に無駄に時間がとられてたり、そのくせ簡単でできる事をやってない。で、その簡単な所を間違うとる)
「そうですね。僕も、”できない事はしなくていいよ、先生が教えてあげるから”って言うんですけど、勉強に難ありの子ほど、聞かないといけない時ほど質問しなくて、やらなくていい事を時間かけて努力していますよね。そんなことしてたら学ぶ事が嫌になっちゃうよって指導してるんですけど。。。逆に、能力が高い子は”さすが!ここを聞いて欲しかった(ここは引っかかるだろうな)”という所をズバッと聞いてきますよね」
(大人もそうやん。昔、自分が大手塾で働いてた時に、夏の先生の配置を任せたアルバイト講師の子が、どえらいこと言うとったやん)
そうでした。
村山先生。。。と相談に来られたのですが、生徒数が多くて教室に入りきらないとのこと。
「え?どうやっても入らないんだよね。じゃあ、空きのある3階の別室に。。。」
「ええ、それはわかっていて小6中学受験クラスかなって」